白馬大雪渓

以前よりあこがれの「白馬大雪渓」に挑戦してきました。
大雪渓も1度は体験したかったし、宿泊場所の白馬山荘も十分魅力があり、山行決定
ここ白馬山荘は日本最大の山岳宿舎、我家の嫌いな山小屋よりチョット豪華に見え
山頂レストラン・スカイプラザ白馬でそれを楽しみに出発しました。

前日、夕飯を早めに済ませ猿倉まで車を走らせ、駐車場で仮眠する事にしました。
この時の気象状況は・・・まだ梅雨も空けてなく、九州に大雨の被害が出た頃（7月3連休）
中央道、途中諏訪辺りでは前が見えないほどの雨が降り出し･･･
天気が良くなることを期待しながら向かいました。結局降っていたのは諏訪だけでした。
猿倉まで4時間、駐車場もガラ空き。寝る前を頂き、仮眠です。
仮眠と言っても車の後ろシートをフラットに・・・足も伸ばせ寝袋に入り爆睡です

3：45起床、車の中で身支度をし、コンビニのおにぎりで朝食を済ませます。
晴れてはないが雨も降ってなく、空も明るいのでホッとしました。
始まりは猿倉から。ここでトイレを済ませ出発です












ここで準備してきた登山届けを出します。

例年夫婦二人の山行でしたが、
今回は高校時代の友人6名で（男4女2）

日程コースは
1日目　猿倉→白馬尻→大雪渓→葱平→頂上宿舎→白馬山荘（泊）
2日目　白馬山荘→杓子岳→鑓ヶ岳→白馬鑓温泉（泊）
3日目　白馬鑓温泉→小日向山→猿倉

最初の目標、白馬尻まで1時間・・・がんばって歩きましょう

















歩き始めはまだ元気もあり、お喋りも弾みピクニック気分
途中、花が迎えてくれたり、水飲み場があったり・・・










雪解けの水は冷たくて
喉を潤してくれ美味しいィ～
元気出そう

＜エンレイソウ＞

＜キヌガサソウ＞

＜サンカヨウ＞

咲いている花を見逃さないよう下ばかり見て歩いたら・・・首が疲れちゃったよぉ～
コースタイム通り、約1時間で白馬尻に到着です。

「おつかれさん！ようこそ大雪渓へ」この文字に癒されます・・・。



雪渓から風が最初気持ち良かったのが・・・
寒い寒い、さむいよぉ～ってことで
こちらの小屋で一休み。

この小屋でしか手に入らない
山バッジをお買い上げ。









ここからいよいよ長い雪渓歩きの始まりです。

初めてアイゼンをつけ大雪渓へ挑戦です。
今まで夏山で涸沢や立山で雪渓歩きをした事がありますが（コチラをどうぞ）
大雪渓ほど長い距離では無かったし、今年は残雪も多いとか・・・。
コレがあれば安心して登れそうです










Wストックとアイゼンで全然滑る事なく、怖くなぁ～い
アっと言う間にこんな高さ。後ろを振り返ってビックリです

上からコロコロ・・・
落石の音が聞こえ、「らーくー」と声を掛け合い転がる石の行方に注意が必要です。
歩いている直ぐ近くにも・・・大きな石がゴロゴロ・・・。

大雪渓を2時間程登ると草付きに。アイゼンを外しお花畑を楽しみました。
お花畑の中でのランチも格別ですね！
＜ハクサンイチゲ＞

＜ウルップソウ＞

＜ミヤマシオガマ＞

＜ミヤマオダマキ＞

＜シナノキンバイ＞

あともう少し！という所で雨が降り出し急いで雨具・ザックカバーをしました・・・・。
ここを登れば頂上小屋らしいのですが・・・雨が段々強くなるし登りもきつくなるし・・・
最後の登り1時間は・・・辛かった

何回「もう嫌だ！」と嘆いたことか・・・・。
なんとか頂上小屋まで辿り着き、雨やどり＆休憩を取ることにした。
今夜のお宿「白馬山荘」はここから15分ほどの所。
余裕のある人はビールを飲んでました！みんな！いい顔してるなぁ～
私も飲みたかったけど・・・止めて置きました。楽しみは・・・あとに取っときます。
1時間ほど休んだので・・・そろそろ宿に向かいましょうか。
まだ降っている雨の中、お宿を目指します。

お天気が良ければ･･･去年行った｢立山」が見えるのに・・・
青空の中、この景色を見たかった・・・。
だぁ～れ！雨男・雨女は・・・・。
あとひとがんばり！もう小屋が見えますよ

本日はランチ、休憩を入れて
9時間の行程でした。

みんな！よく頑張りました！
さぁ～自分にご褒美

おつかれさまでした

タグ：白馬山荘 高山植物 ウルップソウ